楽しめるヨット=5mプレジャーディンギー

 

いろんなヨット趣味を満たしてくれるのが5mプレジャーディンギーなのです。

大きなキャビン(船室)こそありませんが、クルーザーのような、場合によってはそれ以上の広いコクピットがあります(一応定員6名)。

ゲストも招いてテーブル拡げて仲間とワイワイ楽しむことができます。

ACTUS17が100kgキールが付いているのに対してDaySailer17は20数Kgの鉄センターボードです(オプションで70kg可)。20数Kgでも抗沈効果はあると思われます。

もともと安定性のあるフネですがセールサイズをMかSにしてマストも短縮すればさらに安定して荒天下での走行性もあがります。

1.エンジン積んで多目的に使う

多くのユーザーは4~5馬力船外機を積んで入出港したり機走、機帆走に使っています。
エンジンボートとしても高いパーフォマンスを発揮します。

5馬力船外機は重量的にも取付け取外しが容易です。8馬力船外機になると重いので大変です。
キールクルーザーに比較しても、船体軽く、重いマストや船底キールが無いので5馬力でビックリするほどよく走ります。

船検(船舶検査)の費用が安くつく

エンジン積むと当然船舶検査を受けねばなりません。
その費用も5mプレジャーディンギーならかなり割安になります(表参照)。

2.ヨットを釣り船にして楽しむ

キールヨットは止まっているとマストとキールの振り子動揺で大きく揺れます。
弱い人はすぐ船酔いします。

邪魔になるブームは外して小さいセール(またはジブだけ)で微速で走らせておけば揺れは少ないです。

サイト管理人も釣りには興味あるので、5mのDaySailer17を時には釣り船仕様にして楽しみたいと思っています。

3.櫓やオールつけて漕ぐ

オールの推進力はあなどれません。この画像のようなオールボートや櫓で大西洋や太平洋を横断した男女はたくさんいます。船体はDaySailer17と同じくらいです。

ぼくも交通事故で背骨折った際、リハビリにハーバーでボートを漕ぎました。とても効果がありました。

砂浜沿いにオール漕いで走るのが好きです。
スゴイ運動になります。

ただし、オールの取り付けができるヨットは少ないのです。ぼくのヨット選定の基準の一つです。

櫓と前帆のハイブリッドで瀬戸内海をのんびり走るのもいいもんです。楽しく運動になります。

4.模型趣味の延長としてヨットいじり楽しむ

子供の頃はかまぼこ板で作ったゴム動力船から始まり、様ざまなフネを作りました。

 

ヨットもプラモデルから、木製やらブリキ船体のやら20隻くらい作りました。当時「子供の科学」や「ラジコン技術」の雑誌にたまに図面も載ってました。

20歳のころ模型作りは卒業しましたが、代わりに本ものを作ったりいじったりに一本化しました。

自転車はスポーク、リム、ハブなどバラで入手して組立てました。

ヨットも調べてみると当時はミラーディンギーや、他にも組立キットや図面を売っていました。

ただほとんど仕事に時間取られていたので時間かけられる状態ではありません。
海外ドラマ”NCIS ネイビー犯罪捜査班”にギブスが地下室らしいところでヨットを作っているシーンがよく出てきましたが

こんな風に作業できるなら理想ですね。ワクワクします。

ディセーラは模型的趣味にピッタリのヨット

キールクルーザは荷が重いです。自力ではマストも倒せないし(=いじれない)、水面置きしていると陸にあげるのも大変です。

17フィート、200kgのディセーラは一人でマストを倒せるしセール(帆)を切ったり縫ったりもできます。

模型趣味を楽しむ範囲がぐーんと拡がります。